私たちについて
ABOUT US
自然と共に、
育む未来。
Nurturing the Future with Nature.
古より木材は人々の暮らしと共にあり、共存共栄して参りました。弊社が創業当時に製造しておりました、暮らしに火を灯した「マッチ」、楽しいお食事の「割箸」は時代が移り変わり行く中で、物流の足「木材パレット」、商品を守る「木箱梱包材」に形を変え、創業当時から続いております紙の原料や再生可能エネルギーの燃料となります「木材チップ」、これらすべてが我々の日常生活に密着し欠くことのできないものでございます。
木材を積極的に利活用することは、国連が掲げる「持続可能な開発目標SDGs」においても、森林保全や持続可能型社会の形成に向けて推奨されております。森林は「適正に管理」することにより、水源かん養機能や土砂流出防止機能を高め、また、木材は「伐ったら植える」の大原則を守れば、持続的に利用可能な唯一の資源であり、循環型社会の最たるものです。
これまでも、そしてこれからも十和田マッチはこの大切な資源を最大限生かし、みなさまの暮らしに必要とされる「モノづくり」に励んで参ります。
代表あいさつ
TOP MESSAGE
弊社は昭和41年7月、マッチ軸木、割箸、木材チップの製造を柱として創業しました。時代が移り変わり行く中で現在では、製材部門では、仕組材、木枠木箱梱包材、建築材の原板、土木資材の製造、チップ部門では製紙用、燃料用木材チップの製造をしております。
青森県は、森林面積に於いては全国第9位を誇り、当社が製材しております杉は、人工林面積では全国第4位を誇っております。また、本県の木に指定され日本三大美林として謳われるヒバは、全国蓄積の8割を占め、世界遺産白神山地に代表されるブナは、全国1位の蓄積量を誇り、まさしく大森林県といえます。そして、八甲田山、岩木山、白神山、恐山など景観的にも優れた森林が多数存在しており、自然豊かな県となっております。
近年においては、本県の素材生産量は年間100万㎥を超え、青森県産材の有効活用が一層叫ばれる時代となりました。弊社としましては、2019年に東北初の導入となりました高速型ロボット式ツインバンドソーを軸に、従来の3工場分を1工場にまとめた新たな工場を立ち上げ、生産ラインの集約化、効率化、生産力の強化を実現しました。これに満足することなく、今後も設備の更新や拡大を視野に入れ、青森県産材の益々の活用、発展に寄与できるようこれまでも、そしてこれからも努力して参ります。
設備とともに人材の育成、技術強化へも取り組み、お客様に最大限満足していただける製品造り、お客様のご要望に最大限応えることができます生産体制の構築を目指し、日々精進して参ります。お取引先様の繁栄発展、従業員の繁栄発展が当社の繁栄発展と考え、時代とともに柔軟に変化し、社会から必要とされ、社会へ貢献できる会社造りを目指して参ります。
代表取締役 波紫 慎太郎
会社概要
OUTLINE- 商 号
- 十和田燐寸軸木株式会社
- 所在地
- 〒034-0051
青森県十和田市伝法寺平窪78−1
(Googleマップ) - TEL
- 0176-28-2551
- FAX
- 0176-28-2560
- 代表者
- 波紫 慎太郎
- 創業
- 昭和41年7月
- 資本金
- 9,000万円
- 従業員数
- 45名
- 事業内容
- 木材木製品製造業
- 生産品目
- 仕組材・梱包材(主に木材パレット、木枠梱包用材等運搬資材用途)
- 各種木材(土木用木材資材、建築用木材資材など)
- 木材チップ(製紙用、バイオマス発電用途)
- おがくず・粉砕樹皮(敷料用途など)
沿革
HISTORY- 1931.04
- 岩手県岩手郡葛巻町江刈に波紫初太郎(文吉父)が波紫マッチ軸木製造所を創立。
- 1960.08
- 波紫文吉が青森県十和田市に移住し、この地で十和田燐寸軸木工場を経営している川村氏より工場を譲り受け、平和燐寸軸木有限会社として発足。
- 1963.02
- 兵庫県明石市に明石出張所を開設。
- 1966.07
- 平和燐寸軸木有限会社より独立し、十和田市東三番町に十和田燐寸軸木株式会社を設立。十和田燐寸軸木株式会社として法人登記。
- 1967.01
- 本社工場内(東三番町)に割箸工場を建設。
- 1970.06
- 本社工場内(東三番町)にチップ工場を建設。
- 1973.06
- 十和田市伝法寺(現住所)に新工場建設を着手。
- 1974.06
- 新工場完成、本社移転。
- 1988.01
- 燐寸軸木及び割箸製造各工場設備機械更新。(総事業費2億5千万円)
- 1989.02
- 本社隣接地に貯木場取得。(1万3千㎡)
- 1996.06
- 燐寸軸木製造事業撤退、廃止。
- 1997.06
- 割箸製造撤退、廃止。現在の事業内容に主力転換。
- 1998.01
- 製材第2工場建設、製材部各種設備機械導入。
- 2002.07
- 代表取締役社長波紫文吉が代表取締役会長に就任し、代表取締役社長に波紫吉文が就任。
- 2015.04
- 平成27年度青森県森林整備加速化・林業再生事業にて、製材部各種設備機械更新。(総事業費8千4百万円)
- 2016.04
- 平成28年度青森県森林整備加速化・林業再生事業にて、製材部各種設備機械更新。(総事業費1千58万円)
- 2019.04
- 平成29年度十和田市林業木材産業等振興施設整備事業にて、製材部各種設備機械更新。(総事業費3億8千万円)
自己資金にて、製材部新第2工場建設、製材部設備機械各種更新、4工場中3工場を新第2工場へ集約。 - 2021.01
- 代表取締役会長波紫文吉没。
- 2021.09
- 旧工場解体工事、新築及び増築工事、外構工事実施。製品置き場兼カビ止め倉庫建設、第1工場鋸くず小屋建設、第1工場建屋増築改築製材及びチップ部門バーク置き場増改築、土場建屋増改築、休憩室等プレハブ設置。
- 2023.10
- 代表取締役社長波紫吉文が代表取締役会長に就任し、代表取締役社長に波紫慎太郎が就任。
- 2024.03
- 令和5年度青森県農林水産関連物価高騰等対策事業にて、チップ部各種設備機械導入(総事業費1億2千万円)
自己資金にて、重機、製品運搬車両等導入。